空と君とダイヤモンドと
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「涼香さん!?」
気がつけば、瑛梨奈に先にいってるように言って彼女を追いかけてた。
「ワカ?」
久しぶりにみた涼香さんは少し大人ぽくなっているような気がする。
「こんなとこで何してるんですか?塁さんとデート?」
〝塁さん〟って言葉に涼香さんの表情が崩れる。
この表情だけで塁さんと何かあったのは一目瞭然だった。
「どーしたんすか?喧嘩ですか?」
「喧嘩…のほうがよかった」
「え?」
「秋季リーグの前ぐらいに別れてるよ」
「わか…れて?」
予想もしてなかった言葉だった。
何かで頭を叩かれたような感覚だった。
「うん。やっぱりもうあたしの気持ちには応えられないって」
「え…?」
「ワカも知ってるんでしょ?塁の好きな人…」
俺の脳裏に浮かんできたのは瑛梨奈の笑顔。
「瑛梨奈はいま俺の彼女なんで」
俺が大好きな瑛梨奈。
塁さんがどうであれ手放すつもりはない。
「涼香さん!?」
気がつけば、瑛梨奈に先にいってるように言って彼女を追いかけてた。
「ワカ?」
久しぶりにみた涼香さんは少し大人ぽくなっているような気がする。
「こんなとこで何してるんですか?塁さんとデート?」
〝塁さん〟って言葉に涼香さんの表情が崩れる。
この表情だけで塁さんと何かあったのは一目瞭然だった。
「どーしたんすか?喧嘩ですか?」
「喧嘩…のほうがよかった」
「え?」
「秋季リーグの前ぐらいに別れてるよ」
「わか…れて?」
予想もしてなかった言葉だった。
何かで頭を叩かれたような感覚だった。
「うん。やっぱりもうあたしの気持ちには応えられないって」
「え…?」
「ワカも知ってるんでしょ?塁の好きな人…」
俺の脳裏に浮かんできたのは瑛梨奈の笑顔。
「瑛梨奈はいま俺の彼女なんで」
俺が大好きな瑛梨奈。
塁さんがどうであれ手放すつもりはない。