空と君とダイヤモンドと
出会いと好きな人⚾︎
「瑛梨奈(エリナ)!」
きつい坂道を歩いていると少し遠くであたしの名前を呼んで手を振っている人影。
「皐月(サツキ)くん!」
あたしは知っている顔が見えて嬉しくなって小走りになる。
「ここ坂道つらいだろー?」
皐月くんはあたしの頭をぽんぽんっと撫でる。
「うん!でも皐月くんと違って若いから!」
「こいつー」
あたしの頭を叩く。
「きゃー!ごめんなさーい!」
「しかし瑛梨奈がほんとに野球部のマネージャーやりたがるとはな」
皐月くんがおかしそうに笑う。
「皐月くんがあの時ホームランなんて打つから!絶対ここの野球部に関わりたいって思ったんだもん」
「俺の従姉妹ちゃんはかわいいねー」
あたしの頭をぐしゃって撫でる。
「あ、ここグラウンド?」
あたしは左手に見えてきたフェンスに近づく。
きつい坂道を歩いていると少し遠くであたしの名前を呼んで手を振っている人影。
「皐月(サツキ)くん!」
あたしは知っている顔が見えて嬉しくなって小走りになる。
「ここ坂道つらいだろー?」
皐月くんはあたしの頭をぽんぽんっと撫でる。
「うん!でも皐月くんと違って若いから!」
「こいつー」
あたしの頭を叩く。
「きゃー!ごめんなさーい!」
「しかし瑛梨奈がほんとに野球部のマネージャーやりたがるとはな」
皐月くんがおかしそうに笑う。
「皐月くんがあの時ホームランなんて打つから!絶対ここの野球部に関わりたいって思ったんだもん」
「俺の従姉妹ちゃんはかわいいねー」
あたしの頭をぐしゃって撫でる。
「あ、ここグラウンド?」
あたしは左手に見えてきたフェンスに近づく。