空と君とダイヤモンドと
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「瑛梨奈ちゃん」
カフェに座っていると向かいの席に塁くんが座る。
「塁くん」
「ごめんね。少し遅れて。親から電話とかきててさ」
「ううん。大丈夫」
あたしの言葉に向かいに座った塁くんがにっこり笑う。
「優勝おめでと」
塁くんがあたしに何かの箱を差し出す。
「ん?」
優勝したのは塁くんなのに。
「優勝したのは瑛梨奈ちゃんがあってこそだと思ってるらこれはほんの気持ち」
「…塁くん」
「なーんてね。ワカがウィニングボールあげてたからずるいと思って」
いたずらっ子みたいな笑みで笑う。
「ずるいって」
「だって、あれはワカにしかあげれないプレゼントだからさ」
「はは。まぁたしかにそうだね」
最後抑えたワカだけが手に入れることのできるボール。
「瑛梨奈ちゃん」
カフェに座っていると向かいの席に塁くんが座る。
「塁くん」
「ごめんね。少し遅れて。親から電話とかきててさ」
「ううん。大丈夫」
あたしの言葉に向かいに座った塁くんがにっこり笑う。
「優勝おめでと」
塁くんがあたしに何かの箱を差し出す。
「ん?」
優勝したのは塁くんなのに。
「優勝したのは瑛梨奈ちゃんがあってこそだと思ってるらこれはほんの気持ち」
「…塁くん」
「なーんてね。ワカがウィニングボールあげてたからずるいと思って」
いたずらっ子みたいな笑みで笑う。
「ずるいって」
「だって、あれはワカにしかあげれないプレゼントだからさ」
「はは。まぁたしかにそうだね」
最後抑えたワカだけが手に入れることのできるボール。