空と君とダイヤモンドと
ズルイ自分⚾︎
「3年目ともなるとだいぶ勝手がわかってくるよな」
うーんと伸びながら言うのは良基。
今日から毎年恒例の夏休みの合宿で北海道なんだ。
「おい、瑛梨奈。買い出しだって」
ワカがあたしを呼びにくる。
「はーい。今日の買い出し係はワカ?」
「そ」
「じゃあ行こう」
買い出しは誰か部員とあとは部費を管理してるあたしが行くことになっているんだ。
「今年暑くね?」
「そうだねぇ。いつもの年よりも暑いかも」
「せっかくこっちきてんのになー」
北海道は神奈川よりも涼しいから。
でも今年はちょっと違うみたいで少し歩くだけで汗が流れてくる。
「そういえば瑛梨奈」
隣を歩くワカが立ち止まる。
「ん?」
「こうして話すの久しぶりぶりだな」
「あー。うん。そうだね」
塁くんとつきあってからというものどういう風に元彼という存在のワカと接すればいいのかわからなくてあまり一緒にいないようにしていた。
うーんと伸びながら言うのは良基。
今日から毎年恒例の夏休みの合宿で北海道なんだ。
「おい、瑛梨奈。買い出しだって」
ワカがあたしを呼びにくる。
「はーい。今日の買い出し係はワカ?」
「そ」
「じゃあ行こう」
買い出しは誰か部員とあとは部費を管理してるあたしが行くことになっているんだ。
「今年暑くね?」
「そうだねぇ。いつもの年よりも暑いかも」
「せっかくこっちきてんのになー」
北海道は神奈川よりも涼しいから。
でも今年はちょっと違うみたいで少し歩くだけで汗が流れてくる。
「そういえば瑛梨奈」
隣を歩くワカが立ち止まる。
「ん?」
「こうして話すの久しぶりぶりだな」
「あー。うん。そうだね」
塁くんとつきあってからというものどういう風に元彼という存在のワカと接すればいいのかわからなくてあまり一緒にいないようにしていた。