空と君とダイヤモンドと
「なんか悔しいな」
「え?」
「自分が手を離していた期間だから何も言えないのに悔しいんだよね。ワカと瑛梨奈ちゃんの時間があることが」
あたしとワカの時間なんて、気にしていたらこの3年間ずっと気にしなきゃならない。
実際にほかの誰よりもワカといた時間が一番長いんだから。
「いま、あたしは塁くんと付き合ってるの。だからさ、気にしないでよ」
1度付き合った人を裏切るつもりなんてない。
だから、そんな不安にならないでほしい。
あたしはちゃんと塁くんを愛すから。
「お待たせいたしましたー」
星那が2人ぶんの料理を持ってやってくる。
「ありがと」
「あ、今年は絶対秋の神宮大会行くから」
去ろうとした星那が振り向いて言う。
「これるのー?」
「行くって決めたんだ。だから瑛梨奈たちも行けよ」
「まぁ、待っててあげる」
あたしたちも行けるなんて決まっていないのに。
でも行ける気がするんだ。
「え?」
「自分が手を離していた期間だから何も言えないのに悔しいんだよね。ワカと瑛梨奈ちゃんの時間があることが」
あたしとワカの時間なんて、気にしていたらこの3年間ずっと気にしなきゃならない。
実際にほかの誰よりもワカといた時間が一番長いんだから。
「いま、あたしは塁くんと付き合ってるの。だからさ、気にしないでよ」
1度付き合った人を裏切るつもりなんてない。
だから、そんな不安にならないでほしい。
あたしはちゃんと塁くんを愛すから。
「お待たせいたしましたー」
星那が2人ぶんの料理を持ってやってくる。
「ありがと」
「あ、今年は絶対秋の神宮大会行くから」
去ろうとした星那が振り向いて言う。
「これるのー?」
「行くって決めたんだ。だから瑛梨奈たちも行けよ」
「まぁ、待っててあげる」
あたしたちも行けるなんて決まっていないのに。
でも行ける気がするんだ。