空と君とダイヤモンドと
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「コンビニ行こうか」
塁くんがあたしに手を伸ばしてくる。
「うん」
塁くんの大きな手を握りしめる。
「瑛梨奈ちゃんの手小さいな」
「塁くんが大きいんだよ」
握りしめてくれる手はやっぱり男の人の手で。
自分の手とは全然違うってわかる。
「あれ、瑛梨奈さん!?」
コンビニの前にきたところで出てきた人に声をかけられる。
「あ、唯ちゃん?」
「はい!っと塁さんと一緒なんですか?」
唯ちゃんが塁くんの顔を見て驚いた顔になる。
「そんなに俺の顔びっくりする?」
塁くんがくすくす笑う。
「いや、塁さんが涼香さん以外と2人でいるの見たことなかったから」
「涼香とは別れたからね」
唯ちゃんの言葉に高校時代しか知らない人からみたら、塁くん=涼香さんなんだなと感じる。
前のあたしならそれを悲しく思っていただろう。
でも何も感じないのはなぜだろう。
「コンビニ行こうか」
塁くんがあたしに手を伸ばしてくる。
「うん」
塁くんの大きな手を握りしめる。
「瑛梨奈ちゃんの手小さいな」
「塁くんが大きいんだよ」
握りしめてくれる手はやっぱり男の人の手で。
自分の手とは全然違うってわかる。
「あれ、瑛梨奈さん!?」
コンビニの前にきたところで出てきた人に声をかけられる。
「あ、唯ちゃん?」
「はい!っと塁さんと一緒なんですか?」
唯ちゃんが塁くんの顔を見て驚いた顔になる。
「そんなに俺の顔びっくりする?」
塁くんがくすくす笑う。
「いや、塁さんが涼香さん以外と2人でいるの見たことなかったから」
「涼香とは別れたからね」
唯ちゃんの言葉に高校時代しか知らない人からみたら、塁くん=涼香さんなんだなと感じる。
前のあたしならそれを悲しく思っていただろう。
でも何も感じないのはなぜだろう。