空と君とダイヤモンドと
......................................................
キャンプ最終日。
今日はワカの誕生日だ。
「ワカ、いいかな?」
あたしはワカをホテルの外に連れていく。
「なした?こんなとこで塁さんに見られてもいいのかよ?」
「別にやましいことないから」
あたしはポケットから包み紙を出してワカに渡す。
「え?」
「今日誕生日でしょ?プレゼント」
「くれるの?」
ワカが嬉しそうな瞳でプレゼントを見つめる。
「今回はちゃんとあっちで買ってきたよ」
「開けていい?」
「…うん」
あたしの言葉に急ぎ目に包み紙を開ける。
「そんな慌てなくても」
「はやく見たいんだよ」
そんなに喜んでくれるなんて思ってなくて。
やっぱり胸がきゅうってなってしまう。
「ピアス?」
「うん。片方開けてるでしょ?」
「うん…」
ワカは片方だけピアスを開けてるんだ。
野球してるときは外してるけど。
キャンプ最終日。
今日はワカの誕生日だ。
「ワカ、いいかな?」
あたしはワカをホテルの外に連れていく。
「なした?こんなとこで塁さんに見られてもいいのかよ?」
「別にやましいことないから」
あたしはポケットから包み紙を出してワカに渡す。
「え?」
「今日誕生日でしょ?プレゼント」
「くれるの?」
ワカが嬉しそうな瞳でプレゼントを見つめる。
「今回はちゃんとあっちで買ってきたよ」
「開けていい?」
「…うん」
あたしの言葉に急ぎ目に包み紙を開ける。
「そんな慌てなくても」
「はやく見たいんだよ」
そんなに喜んでくれるなんて思ってなくて。
やっぱり胸がきゅうってなってしまう。
「ピアス?」
「うん。片方開けてるでしょ?」
「うん…」
ワカは片方だけピアスを開けてるんだ。
野球してるときは外してるけど。