空と君とダイヤモンドと
「ほんと、瑛梨奈ちゃんには叶わない」
「え?」
「俺の重い心を一気に持ってってくれた」
あたしが触れた手を握りしめる。
「瑛梨奈ちゃんが俺のそぱにいてくれてよかった。俺の彼女でいてくれてよかった」
「…塁くん」
「はやくプロ野球選手なって、瑛梨奈ちゃんをかっさらいたい」
〝かっさらう〟という意味がわからなくてきょとんとしてしまう。
「ストレートに言わなきゃわかんないか?」
少し意地悪そうに笑って
「結婚、したいなって思ってるよ」
「けっ…」
塁くんの言葉に顔がかぁーっと熱くなる。
「そんな照れないでよ。こっちにも移る」
塁くんの顔を見ると塁くんの顔もほんのり赤くなっていた。
「ふたりで赤く、なってるね」
「ほんと。俺まだ手繋ぐことしかできてないのにな」
はぁってため息を零す。
「塁くん?」
塁くんの様子が違って首を傾げる。
「え?」
「俺の重い心を一気に持ってってくれた」
あたしが触れた手を握りしめる。
「瑛梨奈ちゃんが俺のそぱにいてくれてよかった。俺の彼女でいてくれてよかった」
「…塁くん」
「はやくプロ野球選手なって、瑛梨奈ちゃんをかっさらいたい」
〝かっさらう〟という意味がわからなくてきょとんとしてしまう。
「ストレートに言わなきゃわかんないか?」
少し意地悪そうに笑って
「結婚、したいなって思ってるよ」
「けっ…」
塁くんの言葉に顔がかぁーっと熱くなる。
「そんな照れないでよ。こっちにも移る」
塁くんの顔を見ると塁くんの顔もほんのり赤くなっていた。
「ふたりで赤く、なってるね」
「ほんと。俺まだ手繋ぐことしかできてないのにな」
はぁってため息を零す。
「塁くん?」
塁くんの様子が違って首を傾げる。