空と君とダイヤモンドと
「二年前行けなくて本当に後悔してた」
「…うん」
「だからこそ今年のクリスマスはやっと瑛梨奈ちゃんと過ごせる大切な日なんだ。楽しく過ごそうな」
塁くんと話しているとポケットの中のスマホが震える。
「あ、待ってね」
ポケットからスマホを取り出す。
「電話?」
「ううん。LINE」
開くと、架純からのLINEがきていた。
〝明日は瑛梨奈はデート?〟
そう書かれていた。
〝そうだよ〟
とだけ返す。
どこに彼氏がいるのにあした1人で過ごす人がいるのだろうか。
〝明日、三人でクリパする予定だったんだけど、良基がバイト入っちゃってさ。あたしの家でワカと2人なの〟
架純のLINEにスマホを落としそうになる。
「瑛梨奈ちゃん?」
あたしの様子を見た塁くんが不思議そうな顔になる。
「なんでもないよ」
あたしはそれだけ言ってスマホをポケットにしまう。
「…うん」
「だからこそ今年のクリスマスはやっと瑛梨奈ちゃんと過ごせる大切な日なんだ。楽しく過ごそうな」
塁くんと話しているとポケットの中のスマホが震える。
「あ、待ってね」
ポケットからスマホを取り出す。
「電話?」
「ううん。LINE」
開くと、架純からのLINEがきていた。
〝明日は瑛梨奈はデート?〟
そう書かれていた。
〝そうだよ〟
とだけ返す。
どこに彼氏がいるのにあした1人で過ごす人がいるのだろうか。
〝明日、三人でクリパする予定だったんだけど、良基がバイト入っちゃってさ。あたしの家でワカと2人なの〟
架純のLINEにスマホを落としそうになる。
「瑛梨奈ちゃん?」
あたしの様子を見た塁くんが不思議そうな顔になる。
「なんでもないよ」
あたしはそれだけ言ってスマホをポケットにしまう。