空と君とダイヤモンドと
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「メリークリスマス」



何故か架純の部屋に2人きりでクリスマスのお祝い。



「良基これなくて残念だったな」


「ほんとだよう。良基のために作ったのに」



向かいに座る架純は頬を膨らましてる。



「いや、元々俺もくるはずだったのになかなかひどくね?」


「だって好きな人に食べてほしいじゃん」


「はいはい。これ、良基に少し持っていくよ。アピールしとけ」


「絶賛しといてよ!」



嬉しそうにニコニコする。



「あ、これやるよ」



ポケットから架純のために用意したプレゼントをとりだす。



「えー!珍しっ!」


「たまには俺だってやるよ」


「瑛梨奈にあげれないから?」



架純の口から出た〝瑛梨奈〟って言葉に動きが止まる。



「お前、それ禁句。ただでさえここに来る前2人に会ってんだから」



二人の前ではわらってたけど
いつも見せつけられてるけど実際きつい。

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