空と君とダイヤモンドと
「あれ?塁の彼女?」
良基と話していた北川さんがいつの間にかあたしの隣にきていたららしい。
「へ!あ!」
突然のことで驚きすぎて変な声が出てしまう。
「あははっ。反応がかわいいね。瑛梨奈ちゃん?」
「はい!もしかして、塁くんがよく話してる北川さんですか!?」
塁くんとの電話のなかでよく北川さんの名前が出てくることを思い出す。
なんでも良基の高校の2個上の先輩だとか。
だから塁くんの一つ上。
「そうそう。よく一緒に遊んでるよ」
「ですよね!お話は聞いてました!お世話になります」
なんて頭を下げるけど、なんだか妻のようで恥ずかしくなる。
「もうすぐで塁出てくると思うよ」
「みんな出てきてるのに遅いんですね」
「なんか監督に呼ばれてたかなぁ。たしか」
ふと寮の方に目をやる。
このグラウンドは敷地内に室内練習場を兼ね備えた寮があるんだ。
良基と話していた北川さんがいつの間にかあたしの隣にきていたららしい。
「へ!あ!」
突然のことで驚きすぎて変な声が出てしまう。
「あははっ。反応がかわいいね。瑛梨奈ちゃん?」
「はい!もしかして、塁くんがよく話してる北川さんですか!?」
塁くんとの電話のなかでよく北川さんの名前が出てくることを思い出す。
なんでも良基の高校の2個上の先輩だとか。
だから塁くんの一つ上。
「そうそう。よく一緒に遊んでるよ」
「ですよね!お話は聞いてました!お世話になります」
なんて頭を下げるけど、なんだか妻のようで恥ずかしくなる。
「もうすぐで塁出てくると思うよ」
「みんな出てきてるのに遅いんですね」
「なんか監督に呼ばれてたかなぁ。たしか」
ふと寮の方に目をやる。
このグラウンドは敷地内に室内練習場を兼ね備えた寮があるんだ。