空と君とダイヤモンドと
「出待ち行って祝ってやろうぜ!」
ワカが元気に立ち上がる。
「うん。そのつもり!」
…優勝かぁ。
高校のときは叶わなかったこの神宮球場での優勝。
それがいま星那は叶えられたんだ。
「わ!さっきの!」
星那の大学のバスがあるところに歩いていると後ろからバタバタと走ってくる音が聞こえる。
「うわっ」
後ろから抱きつかれて、ワカの顔は怒り気味。
「ねぇー、LINE教える気になった?」
なんて構わず聞いてる神原さん。
「その気には一生ならねぇよ。あ、でも優勝はおめでとう」
「わぁー!キミにおめでとうって言われると誰に言われるよりも嬉しいね!」
こんなふうに星那以外に喜びを感じる神原さんを初めて見たかもしれない。
「優勝おめでとうだけならいくらでも言うけど?」
「いやだ!LINEが知りたい!」
「それは残念」
なんだかんだ言ってワカも楽しんでるようにみえる。
ワカが元気に立ち上がる。
「うん。そのつもり!」
…優勝かぁ。
高校のときは叶わなかったこの神宮球場での優勝。
それがいま星那は叶えられたんだ。
「わ!さっきの!」
星那の大学のバスがあるところに歩いていると後ろからバタバタと走ってくる音が聞こえる。
「うわっ」
後ろから抱きつかれて、ワカの顔は怒り気味。
「ねぇー、LINE教える気になった?」
なんて構わず聞いてる神原さん。
「その気には一生ならねぇよ。あ、でも優勝はおめでとう」
「わぁー!キミにおめでとうって言われると誰に言われるよりも嬉しいね!」
こんなふうに星那以外に喜びを感じる神原さんを初めて見たかもしれない。
「優勝おめでとうだけならいくらでも言うけど?」
「いやだ!LINEが知りたい!」
「それは残念」
なんだかんだ言ってワカも楽しんでるようにみえる。