空と君とダイヤモンドと
ご褒美のキス⚾︎
「おー!勝ったじゃん!」
授業のあとスマホを見たワカが叫ぶ。
「え、ほんと!?」
ワカの声にあたしもワカのスマホを覗く。
「うん。ほら」
「わー!すごい!」
七月某日。
社会人野球の1番でかい大会が行われていた。
「明日ナイターだから行こうぜ」
「うん」
累くんのチームは準決勝の今日、勝って明日の決勝に進んだようだ。
平日だけど明日はナイターで18時からなので余裕で見に行ける。
「明日の部活は授業後早めに切り上げて東京ドーム向かうわ」
「あたし東京ドーム初めて行く!」
「へーそうなんだ」
東京ドームに試合を見に行くことになぜか憧れを持っていた。
プロ野球じゃなくて、社会人の試合で先に行くとは思わなかったけど。
「累さん、今日ホームラン打ったみたいだよ」
ワカが速報をしてるTwitterを見せてくれる。
「ほんとだぁ。さすがだなぁ」
去年までの3年間、自分の目で必ず見てきたものが見れないというのはなんだか寂しい気がする。
授業のあとスマホを見たワカが叫ぶ。
「え、ほんと!?」
ワカの声にあたしもワカのスマホを覗く。
「うん。ほら」
「わー!すごい!」
七月某日。
社会人野球の1番でかい大会が行われていた。
「明日ナイターだから行こうぜ」
「うん」
累くんのチームは準決勝の今日、勝って明日の決勝に進んだようだ。
平日だけど明日はナイターで18時からなので余裕で見に行ける。
「明日の部活は授業後早めに切り上げて東京ドーム向かうわ」
「あたし東京ドーム初めて行く!」
「へーそうなんだ」
東京ドームに試合を見に行くことになぜか憧れを持っていた。
プロ野球じゃなくて、社会人の試合で先に行くとは思わなかったけど。
「累さん、今日ホームラン打ったみたいだよ」
ワカが速報をしてるTwitterを見せてくれる。
「ほんとだぁ。さすがだなぁ」
去年までの3年間、自分の目で必ず見てきたものが見れないというのはなんだか寂しい気がする。