空と君とダイヤモンドと
「あいつ来た時からポケットからお守り出そうとしてたよ」
「え!?」
「ポケットから少し見えたんだよ。あとさ、ちょっとおいでよ」
星那があたしを立たせる。
「どこ行くの?」
「ついてきたらわかるよ」
たぶんこういう時の星那は着くまでなにも教えてくれないので星那の背中を追う。
「ここ…?」
「もう少し先ね」
星那が連れてきた場所M神宮だった。
キャンプをやってるところからほどなく近いところ。
「神宮になにがあるの?」
神に祈りを告げろとか?
「ほら。これ見てみなよ」
星那がたどり着いたのは絵馬が飾ってあるところ。
一つの絵馬を手に取ってる。
「…え?」
星那が触れている絵馬に目をやる。
〝瑛梨奈が就職勝ち取りますように〟
見覚えのえる字でかいてあるのがみえた。
「…うそ」
この字を見た瞬間、言いようのない嬉しさに満ち溢れた。
「え!?」
「ポケットから少し見えたんだよ。あとさ、ちょっとおいでよ」
星那があたしを立たせる。
「どこ行くの?」
「ついてきたらわかるよ」
たぶんこういう時の星那は着くまでなにも教えてくれないので星那の背中を追う。
「ここ…?」
「もう少し先ね」
星那が連れてきた場所M神宮だった。
キャンプをやってるところからほどなく近いところ。
「神宮になにがあるの?」
神に祈りを告げろとか?
「ほら。これ見てみなよ」
星那がたどり着いたのは絵馬が飾ってあるところ。
一つの絵馬を手に取ってる。
「…え?」
星那が触れている絵馬に目をやる。
〝瑛梨奈が就職勝ち取りますように〟
見覚えのえる字でかいてあるのがみえた。
「…うそ」
この字を見た瞬間、言いようのない嬉しさに満ち溢れた。