空と君とダイヤモンドと
......................................................
「瑛梨奈ちゃん、おめでとう」
レストランで向かいの席。
塁くんがグラスを片手にお祝いの言葉を述べてくれる。
「ありがとう。塁くん」
塁くんの傾けたグラスに自分のグラスを合わせる。
「北海道にいる間に決まっちゃったからすぐにお祝いできなくて残念」
「ふふ。気にしないで。こうしてくれることが嬉しいんだから」
夏休みが終わって二学期が始まって。
すぐの塁くんのオフ。
塁くんは綺麗なレストランを予約してくれてこうしてお祝いをしてくれてる。
「次は俺の番だな」
「ん?」
「来年のドラフトのために頑張らなきゃ」
「うん!」
ドラフトと聞くとワカを思い出してしまう。
ワカに言われた言葉のひとつひとつがあたしの中に残ってる。
どうしても忘れてくれない。
「瑛梨奈ちゃん、おめでとう」
レストランで向かいの席。
塁くんがグラスを片手にお祝いの言葉を述べてくれる。
「ありがとう。塁くん」
塁くんの傾けたグラスに自分のグラスを合わせる。
「北海道にいる間に決まっちゃったからすぐにお祝いできなくて残念」
「ふふ。気にしないで。こうしてくれることが嬉しいんだから」
夏休みが終わって二学期が始まって。
すぐの塁くんのオフ。
塁くんは綺麗なレストランを予約してくれてこうしてお祝いをしてくれてる。
「次は俺の番だな」
「ん?」
「来年のドラフトのために頑張らなきゃ」
「うん!」
ドラフトと聞くとワカを思い出してしまう。
ワカに言われた言葉のひとつひとつがあたしの中に残ってる。
どうしても忘れてくれない。