空と君とダイヤモンドと
「はい、これ」
塁くんが一つの丸い箱をあたしに差し出す。
「ん?」
「就職祝い。女の子が就職したら使うものがわからなくて会社の子に聞いちゃった」
照れながら言う塁くんがとてもかわいかった。
「え!ありがとう!開けてもいい?」
「もちろん」
塁くんの言葉に箱の蓋をパコっと開ける。
「かわいい…」
丸い箱の中から出てきたのはかわいい腕時計だった。
「こんなんでいいのか自信ないんだけどね」
「ううん!すっごい気に入った!ありがとう」
「そっか良かった」
こうして何が使えるのかとか考えてくれて、どんなものがいいのか真剣に悩んでくれる人がいるってなんて幸せなのだろうか。
「ありがとう!塁くん!大切にする」
「あぁ。いつから働くかとか決まってるの?」
「うん。それなんだけどね…」
この前内定先の企業から今後についてのメールが来ていて。
仕事になれるために年内にはアルバイトとして勤務することになりそうだ。
職場にいくことが大学の単位となるため、卒業とかには影響はないみたい。
塁くんが一つの丸い箱をあたしに差し出す。
「ん?」
「就職祝い。女の子が就職したら使うものがわからなくて会社の子に聞いちゃった」
照れながら言う塁くんがとてもかわいかった。
「え!ありがとう!開けてもいい?」
「もちろん」
塁くんの言葉に箱の蓋をパコっと開ける。
「かわいい…」
丸い箱の中から出てきたのはかわいい腕時計だった。
「こんなんでいいのか自信ないんだけどね」
「ううん!すっごい気に入った!ありがとう」
「そっか良かった」
こうして何が使えるのかとか考えてくれて、どんなものがいいのか真剣に悩んでくれる人がいるってなんて幸せなのだろうか。
「ありがとう!塁くん!大切にする」
「あぁ。いつから働くかとか決まってるの?」
「うん。それなんだけどね…」
この前内定先の企業から今後についてのメールが来ていて。
仕事になれるために年内にはアルバイトとして勤務することになりそうだ。
職場にいくことが大学の単位となるため、卒業とかには影響はないみたい。