空と君とダイヤモンドと
「瑛梨奈!」
角を曲がろうとしたとき前から知っている声がする。
その声を聞いたとき、有紗に見せるのはマズイと感じた。
「ど、どうしたの!?」
目の前のその人はサングラスをしていて。
ぱっと見ではワカって分からないかもしれない。
でも、あたしには分かるから有紗にはどうなのだろう。
「会いにきた」
「瑛梨奈?彼氏!?」
隣の有紗の目はキラキラ輝いてる。
「そう!彼氏デース!」
ノリノリで答えるワカ。
「ちょ、変なノリやめなさいよ!」
「ハハッ。悪ぃ。会社の子?」
「…うん」
ワカのことがバレてしまわないかあたしはハラハラしてるのに、ワカは能天気。
「ごめんね、この子借りてもいいかな?」
「あ!はい!帰るところだったんでどーぞどーぞ」
有紗があたしの肩を押してワカの隣に移動させる。
「有紗、ごめんね」
「いいのいいの!また休み明けね!」
「うん!」
有紗はそのまま歩いてあたしたちから遠くなっていく。
角を曲がろうとしたとき前から知っている声がする。
その声を聞いたとき、有紗に見せるのはマズイと感じた。
「ど、どうしたの!?」
目の前のその人はサングラスをしていて。
ぱっと見ではワカって分からないかもしれない。
でも、あたしには分かるから有紗にはどうなのだろう。
「会いにきた」
「瑛梨奈?彼氏!?」
隣の有紗の目はキラキラ輝いてる。
「そう!彼氏デース!」
ノリノリで答えるワカ。
「ちょ、変なノリやめなさいよ!」
「ハハッ。悪ぃ。会社の子?」
「…うん」
ワカのことがバレてしまわないかあたしはハラハラしてるのに、ワカは能天気。
「ごめんね、この子借りてもいいかな?」
「あ!はい!帰るところだったんでどーぞどーぞ」
有紗があたしの肩を押してワカの隣に移動させる。
「有紗、ごめんね」
「いいのいいの!また休み明けね!」
「うん!」
有紗はそのまま歩いてあたしたちから遠くなっていく。