空と君とダイヤモンドと
「で?どうしたの?」
「なんでそんな嫌そうな顔すんだよ」
ワカが頬を膨らます。
「こっちはワカだってバレてないか心配してんだから」
「んな、バレねぇって。俺まだ有名じゃねえよ?」
「あの子、結構野球好きで。ワカのことカッコイイって話してたもん」
あたし多分だけど。
ほかの人からワカのことを聞くのが嫌っていう超ワガママ思考になってる。
「ふーん。で、瑛梨奈はなんて言ったの?」
「知らないって言った」
「は?なんで?お前俺のこと知らなかったの?」
途端に不機嫌そうに眉をひそめる。
「知らないわけないでしょ!ただ、友達って簡単に言うのはなんか違う気がして」
「…なんで?」
「ワカはプロ野球選手だから。あたしが友達っていうことで、それを利用したりする人も出てくるかと思うとあまり言えなくて。ワカには迷惑かけたくないし」
それに、ただの友達とは言えなくて。
これは永遠にあたしの中の、あたしだけの秘密。
「なんでそんな嫌そうな顔すんだよ」
ワカが頬を膨らます。
「こっちはワカだってバレてないか心配してんだから」
「んな、バレねぇって。俺まだ有名じゃねえよ?」
「あの子、結構野球好きで。ワカのことカッコイイって話してたもん」
あたし多分だけど。
ほかの人からワカのことを聞くのが嫌っていう超ワガママ思考になってる。
「ふーん。で、瑛梨奈はなんて言ったの?」
「知らないって言った」
「は?なんで?お前俺のこと知らなかったの?」
途端に不機嫌そうに眉をひそめる。
「知らないわけないでしょ!ただ、友達って簡単に言うのはなんか違う気がして」
「…なんで?」
「ワカはプロ野球選手だから。あたしが友達っていうことで、それを利用したりする人も出てくるかと思うとあまり言えなくて。ワカには迷惑かけたくないし」
それに、ただの友達とは言えなくて。
これは永遠にあたしの中の、あたしだけの秘密。