空と君とダイヤモンドと
「まぁ、試合はデイゲームだし。追いコンには来るんじゃない?」
「そうだねー」
ワカが卒業式にこなかったことでなんだかまたワカが少し遠くなったように感じる。
「俺もあいつに卒業おめでとうって言いたかったけど、LINEでもしとくわ」
「それしかないね」
「瑛梨奈ちゃん、少し歩こうか。時間あるから」
「…うん」
塁くんについて大学に入る。
「ここ。ここで、瑛梨奈ちゃんに好きって言われた」
入ってすぐの講堂の前。
「いやー!恥ずかしい」
「恥ずかしがることないよ。ここでああやって言ってくれなかったら俺は瑛梨奈ちゃんのこと意識してないよ」
「…そっかぁ」
それはそれで正解だったのかな。
「この大学には瑛梨奈ちゃんとの思い出がたくさん詰まってる」
「…うん」
「それはワカも同じってか俺以上か」
「…え?」
ワカの名前がここでなぜ出てくるのかわからなくて首を傾げる。
「そうだねー」
ワカが卒業式にこなかったことでなんだかまたワカが少し遠くなったように感じる。
「俺もあいつに卒業おめでとうって言いたかったけど、LINEでもしとくわ」
「それしかないね」
「瑛梨奈ちゃん、少し歩こうか。時間あるから」
「…うん」
塁くんについて大学に入る。
「ここ。ここで、瑛梨奈ちゃんに好きって言われた」
入ってすぐの講堂の前。
「いやー!恥ずかしい」
「恥ずかしがることないよ。ここでああやって言ってくれなかったら俺は瑛梨奈ちゃんのこと意識してないよ」
「…そっかぁ」
それはそれで正解だったのかな。
「この大学には瑛梨奈ちゃんとの思い出がたくさん詰まってる」
「…うん」
「それはワカも同じってか俺以上か」
「…え?」
ワカの名前がここでなぜ出てくるのかわからなくて首を傾げる。