空と君とダイヤモンドと
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「塁くん!頑張ってね!」
土曜日。
塁くんのチームの決勝戦が行われる日。
この北海道大会で塁くんのチームは決勝まで駒をすすめていた。
決勝だけは土曜日なので見ることができる。
だから残ってくれてよかった。
「ありがと。優勝してくるよ」
そう言い放つ塁くんはとてもカッコイイ。
「優勝しろよー」
隣の架純は架純で良基にそんなことを言ってる。
「お前もっと言い方ねぇのかよ」
なんて言いながらも嬉しそうな良基。
この2人のお付き合いは順調なんだなって安心した。
「優勝したらおめでとうって言ってあげるよ」
「なんでお前はそう上からなんだよー」
そんなことを言い合ってるふたりはとても幸せそうで羨ましい。
あたしは塁くんとはたぶんそうはなれないと思うんだ。
「塁くん!頑張ってね!」
土曜日。
塁くんのチームの決勝戦が行われる日。
この北海道大会で塁くんのチームは決勝まで駒をすすめていた。
決勝だけは土曜日なので見ることができる。
だから残ってくれてよかった。
「ありがと。優勝してくるよ」
そう言い放つ塁くんはとてもカッコイイ。
「優勝しろよー」
隣の架純は架純で良基にそんなことを言ってる。
「お前もっと言い方ねぇのかよ」
なんて言いながらも嬉しそうな良基。
この2人のお付き合いは順調なんだなって安心した。
「優勝したらおめでとうって言ってあげるよ」
「なんでお前はそう上からなんだよー」
そんなことを言い合ってるふたりはとても幸せそうで羨ましい。
あたしは塁くんとはたぶんそうはなれないと思うんだ。