空と君とダイヤモンドと
「あれ…?」
高谷くんがあたしをみて目を丸くする。
「どうした?秋」
「…いや」
あたしが必死に目で訴えたのが効いたの高谷くんはなにも言わなかった。
彼、高谷くんは高校の同級生で同じ六大学に進んでてリーグ戦ではよく見てたけど話すのは二年生の時の神宮以来かもしれない。
ワカのファンに絡まれてるのを助けられたとき。
「明日からはライバルでも一緒に飲みにいくんですね?」
「そりゃね。俺ら同じ大学だし。てか、どっかで見たことあるような…気のせいか」
椎名くんがあたしの顔を覗きこんでくるもんだからなんだか照れる。
前にワカが言ってたけど、本当に女の子の扱い慣れてるんだな。
「あ、あれだ!ワカのすきな子に似てるんじゃん!」
急に思い出したように言われて心臓が飛び出るかと思う。
「えー?若松くん?」
有紗が当然のことながらワカの名前に反応する。
高谷くんがあたしをみて目を丸くする。
「どうした?秋」
「…いや」
あたしが必死に目で訴えたのが効いたの高谷くんはなにも言わなかった。
彼、高谷くんは高校の同級生で同じ六大学に進んでてリーグ戦ではよく見てたけど話すのは二年生の時の神宮以来かもしれない。
ワカのファンに絡まれてるのを助けられたとき。
「明日からはライバルでも一緒に飲みにいくんですね?」
「そりゃね。俺ら同じ大学だし。てか、どっかで見たことあるような…気のせいか」
椎名くんがあたしの顔を覗きこんでくるもんだからなんだか照れる。
前にワカが言ってたけど、本当に女の子の扱い慣れてるんだな。
「あ、あれだ!ワカのすきな子に似てるんじゃん!」
急に思い出したように言われて心臓が飛び出るかと思う。
「えー?若松くん?」
有紗が当然のことながらワカの名前に反応する。