空と君とダイヤモンドと
「…ごめん」
「は?何謝ってんの?」
「いや、なんとなく…」
あたしの抱えてる感情なんた醜すぎて。
すべて言うことなんて誰にもできない。
「ちゃんと言えよ。何考えてんのか」
そんなあたしの心のうちなんてワカにとっては手に取るようにわかっていて。
こういうところは少しも大学時代と変わってなくてなんだかホッとする。
「あたしの考えてることなんて汚いから聞いたら嫌いになるよ」
「それは俺が決めること。でも嫌わない自信ならある」
いつでも真っ直ぐにあたしを見てくれるその瞳はあたしをいつだって安心させてくれる。
「あたしね、ワカと付き合わないくせにね」
「…うん」
ゆっくり話すあたしの言葉を側で拾ってくれる存在がある。
それだけで素晴らしいことなんだと実感する。
「ワカの隣にあたし以外がいるの嫌なの」
「うん。いないけどね」
「小宮麗華だって、ワカがいいなら選んだっていいって口ではいえるの。でも嫌なの。小宮麗華とワカが一緒にいるところばっか想像しちゃって…」
こんな嫉妬にまみれた感情なんてどこかに忘れてきたかった。
「は?何謝ってんの?」
「いや、なんとなく…」
あたしの抱えてる感情なんた醜すぎて。
すべて言うことなんて誰にもできない。
「ちゃんと言えよ。何考えてんのか」
そんなあたしの心のうちなんてワカにとっては手に取るようにわかっていて。
こういうところは少しも大学時代と変わってなくてなんだかホッとする。
「あたしの考えてることなんて汚いから聞いたら嫌いになるよ」
「それは俺が決めること。でも嫌わない自信ならある」
いつでも真っ直ぐにあたしを見てくれるその瞳はあたしをいつだって安心させてくれる。
「あたしね、ワカと付き合わないくせにね」
「…うん」
ゆっくり話すあたしの言葉を側で拾ってくれる存在がある。
それだけで素晴らしいことなんだと実感する。
「ワカの隣にあたし以外がいるの嫌なの」
「うん。いないけどね」
「小宮麗華だって、ワカがいいなら選んだっていいって口ではいえるの。でも嫌なの。小宮麗華とワカが一緒にいるところばっか想像しちゃって…」
こんな嫉妬にまみれた感情なんてどこかに忘れてきたかった。