空と君とダイヤモンドと
「もう我慢しなくていいよ」
ワカの唇にあたしからキスを落とす。
「煽んなよ」
ワカのキス攻撃がはじまる。
「ちょ、ワカ」
「お前が悪いんだろ。つーか、やっと手に入れたのにとめられるかよ」
「…ワカ」
「なぁ、ほんとにもう俺のなんだよな?」
ワカがぎゅうっとあたしをきつく抱きしめる。
「ワカ、ワカがすきだよ。誰よりも」
「やべぇ、泣きそう」
「泣きそう!?」
女の子に慣れてるワカがこんなことを言うなんておもっていなかった。
「だって、俺こんなに人を好きになったことねぇもん。ずっと思ってれば俺のもんになんだな」
ズビッと鼻水をすする様子にほんとに泣いているんだと感じる。
「ありがとね。ずっと好きでいてくれて」
「ありがと。俺のこと好きになってくれて」
これからきっとたくさんの試練がある。
でも、2人なら乗り越えられる。
だから大丈夫。
この運命の船に乗り込むよ。
ずっと一緒に。
空を見て、君と一緒に。
輝くマウンドで投げている君と一緒に。
ダイヤモンドを味方にして。
-Fin-
ワカの唇にあたしからキスを落とす。
「煽んなよ」
ワカのキス攻撃がはじまる。
「ちょ、ワカ」
「お前が悪いんだろ。つーか、やっと手に入れたのにとめられるかよ」
「…ワカ」
「なぁ、ほんとにもう俺のなんだよな?」
ワカがぎゅうっとあたしをきつく抱きしめる。
「ワカ、ワカがすきだよ。誰よりも」
「やべぇ、泣きそう」
「泣きそう!?」
女の子に慣れてるワカがこんなことを言うなんておもっていなかった。
「だって、俺こんなに人を好きになったことねぇもん。ずっと思ってれば俺のもんになんだな」
ズビッと鼻水をすする様子にほんとに泣いているんだと感じる。
「ありがとね。ずっと好きでいてくれて」
「ありがと。俺のこと好きになってくれて」
これからきっとたくさんの試練がある。
でも、2人なら乗り越えられる。
だから大丈夫。
この運命の船に乗り込むよ。
ずっと一緒に。
空を見て、君と一緒に。
輝くマウンドで投げている君と一緒に。
ダイヤモンドを味方にして。
-Fin-