空と君とダイヤモンドと
「クリスマスはホワイトクリスマスになるのかな?」
「んー。その年によるかな!去年はホワイトクリスマスでした!」
あたしは空を見上げる。
この空は北海道にも繋がってるんだ。
「去年のクリスマスは誰と過ごしたの?」
「え?」
「去年のクリスマス」
塁くんにじっとみられて視線を泳がす。
「みんなで…です」
「ふーん。男の子も?」
「部活の仲間でだったんで」
彼氏、彼女のいないメンバーで過ごした去年のクリスマス。
あたしは彼氏なんていたことがないけど。
「ことしは?」
「え?」
「相手いるのかな?」
意地悪そうに微笑む。
…相手なんて
「いないです」
もうクリスマスまでわずかだっていうのに。
誰もパーティとか言ってこない。
「きっとみんないないからみんなで過ごしてそうだけど」
あたしは想像して笑う。
ワカと良基と架純。
みんな相手がいないし。
「んー。その年によるかな!去年はホワイトクリスマスでした!」
あたしは空を見上げる。
この空は北海道にも繋がってるんだ。
「去年のクリスマスは誰と過ごしたの?」
「え?」
「去年のクリスマス」
塁くんにじっとみられて視線を泳がす。
「みんなで…です」
「ふーん。男の子も?」
「部活の仲間でだったんで」
彼氏、彼女のいないメンバーで過ごした去年のクリスマス。
あたしは彼氏なんていたことがないけど。
「ことしは?」
「え?」
「相手いるのかな?」
意地悪そうに微笑む。
…相手なんて
「いないです」
もうクリスマスまでわずかだっていうのに。
誰もパーティとか言ってこない。
「きっとみんないないからみんなで過ごしてそうだけど」
あたしは想像して笑う。
ワカと良基と架純。
みんな相手がいないし。