空と君とダイヤモンドと
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「塁くん、おそいなぁー」
クリスマス当日。
いつもより気合いの入った服と髪の毛で寮の前に立つ。
13時約束のはずが30分たっても現れない。
「野球部の寮の方行ってみようかな…」
スマホを何度も確認するけど
塁くんからの連絡はないし、LINEも既読にならない。
「…寝坊?」
にしても遅いよなぁ。
「あれ、瑛梨奈?」
野球部の寮から良基が出てくる。
「良基」
「なにしてんの?」
「塁くんと約束してんだけど…」
「塁さん…」
良基がうーんと考える。
「あ、塁さん昨日の夜に出てから帰ってない!」
「え?」
「飛行機乗るとか聞いたよ」
「ひ、こうき…」
予想外の返答に頭が真っ白になる。
「塁くん、おそいなぁー」
クリスマス当日。
いつもより気合いの入った服と髪の毛で寮の前に立つ。
13時約束のはずが30分たっても現れない。
「野球部の寮の方行ってみようかな…」
スマホを何度も確認するけど
塁くんからの連絡はないし、LINEも既読にならない。
「…寝坊?」
にしても遅いよなぁ。
「あれ、瑛梨奈?」
野球部の寮から良基が出てくる。
「良基」
「なにしてんの?」
「塁くんと約束してんだけど…」
「塁さん…」
良基がうーんと考える。
「あ、塁さん昨日の夜に出てから帰ってない!」
「え?」
「飛行機乗るとか聞いたよ」
「ひ、こうき…」
予想外の返答に頭が真っ白になる。