君に愛されて..
「またあとでって、言ってたのは..」
「ん?あぁ、あれはクラス会があるから先に帰るから、またあとで会おうってことじゃねぇかな?」
「私、大きな勘違いをっ..?」
「多分そういうこと」
この半年以上、辛くて辛くて仕方なかった
どうしようもなく虚しくなったり、先輩を嫌いになろうともした
「じゃなかったら、あの日、家に呼んだりしないよ。抱いたりもしない」
「でもっ!机の上に写真立てが!」
「あれ、多分佳奈の仕業。あいつあの日、俺ん家の合鍵返しに来たから、きっとその時に置いてったんだと思う。言いにくいけど、俺の部屋掃除してたのあいつだし、いちいち机見ねぇし」
ひどいっ..
「ひどいよっ..そんなことしなくてもっ..」