君に愛されて..
「分かんないです」
たっちゃん
こんな時まで、あなたの顔が浮かびます
本当にずるい女でごめんね
「そっか..」
先輩、ごめんなさい
今は答えられないんです
「連れ出してごめん。ホテルまで送るよ」
「大丈夫です、私一人で帰れます」
今帰っても、ホテルには誰もいないし..
きっとみんな探してる
「あ。携帯..」
転んだ時にカバンを落として、そのままにしてしまったのを思い出した
「カバンの中..」
最悪だ...
誰とも連絡取れないし、このままホテルに戻るしかないかな