君に愛されて..
「私っ、私が知らない時間の先輩が知りたいんです」
沢山行きたい場所があった
どこに行こうか、すごく考えた
だけど、ここが一番だと思った
「なぁ、それはずりぃわ〜〜」
はぁ〜〜と大きな溜息が聞こえる
「えっ!ダメでした!?」
「いや、むしろ逆。嬉しいよ」
声で分かる
本当に嬉しそう
「じゃあ明日、迎えに行くね」
「迎えに行くって、場所..」
「悠馬に聞いてる!」
なるほど、と納得してしまう
二人は仲が良いんだなぁ
まだまだ知らない先輩ばかりだ