君に愛されて..
「優梨、いい!?気をつけるのよ!?」
「だーかーらー!何もないってば!!」
朝から愛菜が同じことばっかり言ってくる
「高校の先輩だから心配ないと思うけど、本当に気が気じゃないんだから..」
「ごめんね?」
昨日、あの後愛菜としんちゃんにはきちんと謝り、先輩のことを軽く説明した
もちろん深くは伝えてない
「まぁ、でも楽しんできなさいよ!中々会えないんでしょ?」
深く聞いてこない二人には感謝しかない
きっと聞きたいことは沢山あると思うのに..
「ありがとう!いってきます!」
私は部屋の扉を開けた