君に愛されて..
「ゆぅ!」
「先輩!おはようございます!」
「なあなあ!見て!」
会って早々、先輩は携帯を差し出した
「SNSですか?」
「そそ、俺の投稿見てみ?」
私は言われた通り先輩の最新投稿を見てみる
【卒業ぶりに好きな子に会えた
ずっと傷付けてばかりいた俺が言う資格は
無いのかもしれないけど
次はちゃんと俺が幸せにしたい
もう手放したくないなーんてな(笑)】
「先輩っ?これっ..」
「ちょい貸して?」
先輩は私から携帯を取ると、少し操作をしてまた差し出してきた