君に愛されて..
「うぃ〜〜っす」
「お!ひろおは〜〜」
先輩についていくと、音楽室にたどり着いた
「あれ?その子って..」
「俺の好きな子!だから、手出すなよ?」
先輩はわたしの肩を抱いた
ドキドキが止まらない
「あーやだやだ!その子も嫌がってんじゃん」
ギターを触りながら金髪のお兄さんが言ってきた
「は!?まじ!?ゆぅ、嫌!?」
先輩はバッと離れて肩を掴んできた
「や、やじゃないですけどっ、普通に恥ずかしいですっ..」
わたしは俯きながら言った
「なにその子!めっちゃ可愛いじゃん!」
次は赤髪の人が絡んでくる
んっと、カラフルだなぁ
先輩も髪色が明るくなったと思うけど、それを飛び越える明るさだった