君に愛されて..
「私なんかしましたっけ?」
少し落ち込むと、何もしてないんだけどね!と巧くんがポンポンっと頭を撫でてくれた
みんなお兄ちゃんみたいに温かい
ひろくんと似てる
「..え?」
ひろくんと、似てる?
私がひろくんに対する想いと、みんなは同じなの?
それじゃあ、ひろくんに対する想いは、恋心じゃないの?
「どうした?」
巧くんが心配そうに顔をのぞいてきた
「な、何でもないです!」
咄嗟に笑顔を作ったけど、動揺を隠しきれない私がいた