君に愛されて..






「は?」

「えっ?」


ハッとした頃には遅かった

何言ってるの私




たっちゃんの顔を見ると、今まで見たことの無い冷たい目をしていた

背筋が凍りついたのが分かった



「え、や、ごめんっ」

何言ってるの私



たっちゃんの気持ち知ってながら、そんなこと言ったら突き放してるのと同じじゃない


「いや..よく分かった、やっぱお前にとって一番は、『ひろくん』だもんな」






< 190 / 249 >

この作品をシェア

pagetop