君に愛されて..
「ちがっ「俺達、近過ぎたのかな」
幼馴染だから分かってしまう次の言葉
「俺、優梨から卒業するよ」
幼馴染だから分かってしまう、彼の精一杯の優しさ..
「いやっ..」
「優梨は俺がいなくても強いから大丈夫!多分、今まで俺の方がお前に甘えてたんだ」
「そんなことないっ..」
どんどん、たっちゃんの顔がぼやけていく
「幼馴染って事は変わらない。だけど、今までみたいにお前の傍にばかりいるのはやめるよ!」
そんなの私の台詞だよっ..
いつも甘えてたのは私じゃないっ..
「西島先輩によろしくな!」
たっちゃんはそれだけ伝えると、すぐに私の前からいなくなってしまった