君に愛されて..







「決めた」

葉が立ち上がる



「この曲で、メジャー目指そうぜ!」

「はぁ?」



一気に涙が引くのが分かる





「何言ってんだよ..」

こんなバラードじゃ、メジャーなんて目指せるわけ..



「それ良いな、俺も賛成」

隼人と葉がハイタッチをする



「まじで言ってるの?」


「お前の青春だろ?だったら、忘れられねぇもんにしねぇとな!少しアップテンポにアレンジしたら余裕だろ!」

ニカッと葉が笑う




「っ..さんきゅっ..」

まだまだ俺達なんて未熟で、全然ダメなところばかりだけど、俺は思うよ




こいつらとだったら夢も叶うんじゃねぇかって





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