君に愛されて..
「たっちゃんお待たせ!」
「ん、優梨来て」
しばらくして優梨はリビングに入ってきた
伏屋先輩は帰ったのだろう
「何〜〜?きゃ!」
俺はそのまま優梨を抱き締めた
「たっちゃんどうしたの?」
優梨は嫌がる素振りも見せずに、大人しく俺の腕の中にいる
「充電〜〜」
「充電?変なの〜〜」
そう言いながらもしっかりと抱き締め返してくれる優梨
優梨は俺のことをただの幼馴染って思ってるからなんともないと思うけど、俺は常にドキドキしてんだからな
くっそ〜〜いつか絶対俺のことを..
なんて願い叶うわけないのにな
だけど、あと少しだけはこのままで
俺は優梨をしっかり抱き締めてそう思った
〜竜也side end〜