独りにしないで
私はそれでも、と思い自分の気持ちを伝えることにした。
学生の恋愛によくある、友達に呼び出してもらうってやつ。
私はまだ自分で呼び出して告白する勇気がなく
友達に呼んでもらった。
もう中学生にもなれば、女の子が話があるからってそれだけでもうどういう話かは想像つくであろう。
智也も少し緊張気味に私の方へ来る。
「話ってなに?」
ーーバク、バク、バク、バク
私は初めての事で顔が熱くて心臓が破裂しそうだった。
「あの...好きです。付き合ってください!」
これが人生初めての告白。
でも答えはすぐに返って来た。
「ごめん、俺好きな子いるんだ」
うん、知ってる。
知ってて告白してるんだから。
私は泣きそうな顔を見られたくなくて
なにも言わず、その場を去った。
学生の恋愛によくある、友達に呼び出してもらうってやつ。
私はまだ自分で呼び出して告白する勇気がなく
友達に呼んでもらった。
もう中学生にもなれば、女の子が話があるからってそれだけでもうどういう話かは想像つくであろう。
智也も少し緊張気味に私の方へ来る。
「話ってなに?」
ーーバク、バク、バク、バク
私は初めての事で顔が熱くて心臓が破裂しそうだった。
「あの...好きです。付き合ってください!」
これが人生初めての告白。
でも答えはすぐに返って来た。
「ごめん、俺好きな子いるんだ」
うん、知ってる。
知ってて告白してるんだから。
私は泣きそうな顔を見られたくなくて
なにも言わず、その場を去った。