私を愛してくれたのはあなたでした

しかしまた陣痛が来た。

「いたいーーーーー!!」

するとお義母さんが動いた。

「由紀ちゃん!間隔が無くなってきたから
病院に行きましょ!
瞬!隣で由紀をささえてあげて!」

「おお、わかった。」
瞬は初めて見る光景なのか、なにも出来ずにいた。

プップー 車のクラクションが鳴る。

「由紀ちゃん!瞬!車に乗って!」

なんとか痛いのを我慢して乗り込んだ。
< 113 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop