浅葱色の記憶
永倉新八
真結の姿がなく、探しに中庭に来た
桂小五郎と真結が、口づけをしていた
出るに出られず、会話を立ち聞きする
記憶がなくてもわかる
嬉しかった
桂と別れ、こっちに来た真結を引き寄せた
「ちょっ…!盗み効き!?」
「探しに来たとこ…真結
きすしたい 今、ここで…」
「もしかして、ヤキモチ?」
「他の男にされてんのヤダ」
「永倉さん… 」
真結が、背伸びして
俺に、きすをしてくれた
「私からするのは、永倉さんだけです///」
記憶がなくても、同じ真結なんだ
泣きそうなのをこらえて、今度は
俺からきす
「永倉さんが、キスって言うと
なんか、魚の名前みたい!ふふっ」
「真結が教えてくれたんだろ!」
「うん!そうだけど…おかしい!ふふっ」
笑ってる真結がいい
「幸せにするからな」
「よろしくお願いします!
でも… 私、未来に戻るかもよ?」
「え?」
「だって、元は向こうなんだから」
「真結は、向こうに帰りたいのか?」
「まぁ ここも楽しいけど
向こうにも友達がいるし、それに…
向こうに私の体がもう一つあるんでしょ」
「ああ」
「それって、変だよ
体が2つで、魂が1つなんてあり得ない
どちらかが、消えるはず」
「真結… 真結が消えるなんて
そんなの考えたくねぇよ!!!」
「じゃあ 好きとか言わないで
いつか別れるなら、なんで好きになるの?」
「仕方ねぇだろ!好きなんだ!
真結だって、きすしてくれただろ」
「よくわかんないけど
そうしたいって、思ったの それだけ」
「思い出さなくてもいい!
だけど、俺にまた恋して欲しい!
ずっと、一緒にいたいと言ってくれよ!」
「今は、そんな無責任なこと言えない
消えるかもしれないって事実は
かわってないんだから」
真結が、ずっと悩んでいたんじゃないかと
気がついた
記憶をなくした真結は、考えていることも
思ったことも、すぐに口にする
記憶をなくす前に、こんなに話をしてなかった
俺は、真結がいるのが当たり前になって
真結が、悩んでいたことにきづかなかった
「真結の言うとおりだ
でも…俺が、真結を好きって気持ちも
かわってないし、かえられないから」
「うん ありがとう
ごめんなさい… 私、言い過ぎてない?」
「足りねえよ もっと、話たい」
「徹夜は、勘弁して」
「ははっ 昼間話そう」
もっと、たくさん話がしたい
もっと、真結が好きになった
「話をするかわりに寝る時は、手を繋ごう」
「いいよ」
その夜から
また手を繋いで寝るようになった
桂小五郎と真結が、口づけをしていた
出るに出られず、会話を立ち聞きする
記憶がなくてもわかる
嬉しかった
桂と別れ、こっちに来た真結を引き寄せた
「ちょっ…!盗み効き!?」
「探しに来たとこ…真結
きすしたい 今、ここで…」
「もしかして、ヤキモチ?」
「他の男にされてんのヤダ」
「永倉さん… 」
真結が、背伸びして
俺に、きすをしてくれた
「私からするのは、永倉さんだけです///」
記憶がなくても、同じ真結なんだ
泣きそうなのをこらえて、今度は
俺からきす
「永倉さんが、キスって言うと
なんか、魚の名前みたい!ふふっ」
「真結が教えてくれたんだろ!」
「うん!そうだけど…おかしい!ふふっ」
笑ってる真結がいい
「幸せにするからな」
「よろしくお願いします!
でも… 私、未来に戻るかもよ?」
「え?」
「だって、元は向こうなんだから」
「真結は、向こうに帰りたいのか?」
「まぁ ここも楽しいけど
向こうにも友達がいるし、それに…
向こうに私の体がもう一つあるんでしょ」
「ああ」
「それって、変だよ
体が2つで、魂が1つなんてあり得ない
どちらかが、消えるはず」
「真結… 真結が消えるなんて
そんなの考えたくねぇよ!!!」
「じゃあ 好きとか言わないで
いつか別れるなら、なんで好きになるの?」
「仕方ねぇだろ!好きなんだ!
真結だって、きすしてくれただろ」
「よくわかんないけど
そうしたいって、思ったの それだけ」
「思い出さなくてもいい!
だけど、俺にまた恋して欲しい!
ずっと、一緒にいたいと言ってくれよ!」
「今は、そんな無責任なこと言えない
消えるかもしれないって事実は
かわってないんだから」
真結が、ずっと悩んでいたんじゃないかと
気がついた
記憶をなくした真結は、考えていることも
思ったことも、すぐに口にする
記憶をなくす前に、こんなに話をしてなかった
俺は、真結がいるのが当たり前になって
真結が、悩んでいたことにきづかなかった
「真結の言うとおりだ
でも…俺が、真結を好きって気持ちも
かわってないし、かえられないから」
「うん ありがとう
ごめんなさい… 私、言い過ぎてない?」
「足りねえよ もっと、話たい」
「徹夜は、勘弁して」
「ははっ 昼間話そう」
もっと、たくさん話がしたい
もっと、真結が好きになった
「話をするかわりに寝る時は、手を繋ごう」
「いいよ」
その夜から
また手を繋いで寝るようになった