浅葱色の記憶
幸せを実感した日
仕事は、休んでいいと言われたけど
やはり、夕餉は作ろう
張り切って、料理して
皆の御飯をよそおうと
私は、しゃもじを持ち
しゃもじを睨む
「何してるんですか?」
ハッ!
「なんか、ボーッとしてた!」
平隊士の人が、私をあきれ顔で見る
「さあさあ!急ぎましょ!」
「サクタさん無理しないでください
代わりますよ!」
「そうですよ!後は俺達がやりますから
広間にどうぞ!」
ここの人達って、本当…優しい
「ありがとうございます」
すっかり、立ち直った私は、広間の
皆がいる部屋を目指した
ズキンッ
急な頭痛に、頭を抱えた
なんなんだ!?
チカッ
視界が光
あまりの眩しさに目を閉じ
目を開けると
私は、未来に…
「あのお友達、あれからこないね?」
先生と話をしていたあの瞬間に戻っていた
「どうした?真結ちゃん…」
「あ…頭が、痛くて…」
「少し横になろう」
「はい」
山南さんの推測は、当たってる
「気分が悪くなったら呼んでね」
「はい」
先生が部屋を出て、少しすると
看護師が体温や血圧をはかりに来た
向こうの私は、どうしてるのかな…
消えちゃったのかな…
永倉さん…
永倉さんに、会いたい
仕事は、休んでいいと言われたけど
やはり、夕餉は作ろう
張り切って、料理して
皆の御飯をよそおうと
私は、しゃもじを持ち
しゃもじを睨む
「何してるんですか?」
ハッ!
「なんか、ボーッとしてた!」
平隊士の人が、私をあきれ顔で見る
「さあさあ!急ぎましょ!」
「サクタさん無理しないでください
代わりますよ!」
「そうですよ!後は俺達がやりますから
広間にどうぞ!」
ここの人達って、本当…優しい
「ありがとうございます」
すっかり、立ち直った私は、広間の
皆がいる部屋を目指した
ズキンッ
急な頭痛に、頭を抱えた
なんなんだ!?
チカッ
視界が光
あまりの眩しさに目を閉じ
目を開けると
私は、未来に…
「あのお友達、あれからこないね?」
先生と話をしていたあの瞬間に戻っていた
「どうした?真結ちゃん…」
「あ…頭が、痛くて…」
「少し横になろう」
「はい」
山南さんの推測は、当たってる
「気分が悪くなったら呼んでね」
「はい」
先生が部屋を出て、少しすると
看護師が体温や血圧をはかりに来た
向こうの私は、どうしてるのかな…
消えちゃったのかな…
永倉さん…
永倉さんに、会いたい