浅葱色の記憶
全力疾走中




ドンッと何かにぶつかった




「イッタァタタ……え?」



ぶつかったものが何か

確認しようと顔を上げ

口がポカンと開く

ココ何処?


ぶつかったのは、木の塀


廻りは、低い木造住宅?

足元は、土?







は?








侍?


着物?








あー



江戸時代っぽいな






ん?






まさかね…










再び、廻りを見渡す


私が家を飛び出したのは、夜



明るい




確認するまでもないけど




太陽…















???





これは… いわゆるタイムスリップだな












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