浅葱色の記憶
「頼もしくなりましたねぇ~」
クスクスと山南さんが笑う
佐々木さんが帰った事で、何事かと
幹部が集まった頃
私は、決意表明をする
「山南さんにお願いがあります」
山南さんは、メガネをスッとあげ
「何でしょう」
「ずっと、考えていたんです
あの人、また私を殺しにくると思うから
あっ 父親なんですけど
必ず、来ると思うので…
その時、私
消えてしまうかもしれません」
皆の心配する視線が痛い
「そしたら、もう
帰ってこれないかもしれないので
私の素性を皆に話してくれませんか?」
「いいのかい?」
「はい」
「わかりました 大役ですね
ですが、今、ここで言う勇気は
さすがにありませんので…」
「ありがとうございます
ちょっと楽になりました!へへっ」
翌朝、山崎さんに着物を着せて貰い
門へ向かう
朝稽古の始まりとガチ会い
「サクタ!?」
「うわっ綺麗だな!!」 等々
隊士の皆に見つかってしまい
事情を話すと
「は? 俺達の飯は?」
「あ…」
「心配するな!交代で作る!」
「はい!いってきますね!」
食欲不振? どこらへんが?
って、くらいよく食べるじゃん
「お口に合いました?」
一応きいてみる
「明日も頼む」
元気じゃん
クスクスと山南さんが笑う
佐々木さんが帰った事で、何事かと
幹部が集まった頃
私は、決意表明をする
「山南さんにお願いがあります」
山南さんは、メガネをスッとあげ
「何でしょう」
「ずっと、考えていたんです
あの人、また私を殺しにくると思うから
あっ 父親なんですけど
必ず、来ると思うので…
その時、私
消えてしまうかもしれません」
皆の心配する視線が痛い
「そしたら、もう
帰ってこれないかもしれないので
私の素性を皆に話してくれませんか?」
「いいのかい?」
「はい」
「わかりました 大役ですね
ですが、今、ここで言う勇気は
さすがにありませんので…」
「ありがとうございます
ちょっと楽になりました!へへっ」
翌朝、山崎さんに着物を着せて貰い
門へ向かう
朝稽古の始まりとガチ会い
「サクタ!?」
「うわっ綺麗だな!!」 等々
隊士の皆に見つかってしまい
事情を話すと
「は? 俺達の飯は?」
「あ…」
「心配するな!交代で作る!」
「はい!いってきますね!」
食欲不振? どこらへんが?
って、くらいよく食べるじゃん
「お口に合いました?」
一応きいてみる
「明日も頼む」
元気じゃん