電子頭脳は魂を学べるのか
起動
私は軍事研究所から遠く離れた片田舎に着いた、ここなら私のことを知る人間は居なく、軍も早々に見つけることも出来ないだろう。
私は一軒の家を借り【ミホ】を運び、そして起動させた。
【ミホ】は静かに目を開き周囲を観察すると私の目を見た。
「ますたあ みほは いろんなことが しりたいです たくさん おしえて ください」
ミホは片言な言葉でそう言った、私はこれから少しずつ人間の素晴らしさを教えていこうと静かに思った。
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