私たちの、歪な関係
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「如月ぃー、この資料職員室の俺の机まで頼む」
お昼休みが終わり、午後の1時限目が終わった休憩の時間。
たった今終わった授業の先生に頼まれてしまった。
「俺次授業入ってんだわ。頼む」
このくそオヤジ。
「大丈夫ですよ、わかりました!」
「ありがとな!」
私が快く了承したようなフリをすると先生はそそくさと次のクラスへ行ってしまった。
…ったく。
私だって次は授業なんですけど。
「優衣どーんまいっ」
花音はそう言って私の肩に手を置き可愛らしく笑った。
手伝ってくれないの…
「いってきまーす」
そんな花音に私もとびきりの笑顔を見せて、ダンボール一つ分の資料を持って教室をでた。
もー、なんでこんなの持ってきたのよ。
大方、授業に使おうと持ってきたけどそこまで授業が進まなかったって事だろうけど。
このプリント、よく印刷したね。
3クラス分くらいあるよこれ…。
無計画教師が……