私たちの、歪な関係
翌日。
私は花音に親が離婚したことを言った。
すると花音は驚いた顔をしたがすぐに「そっか」と言って優しく笑った。
「あ、隼おはよう。白木さんも」
学校がちかづいてくると、隼と白木さんの姿が。
駿くんは今日は別なのかな?
「おはようございます、優衣先輩に花音先輩っ」
ニッコリ。
白木さんは笑う。
「おはよう楓ちゃんに隼くん」
「おはよ」
花音と隼もそれに続いて挨拶を終える。
そして私たちは4人並んで歩き始めた。