死神執事と、トラブルメーカーな私の話
面倒ごとは嫌われる。

そしてそれを引き起こすものも疎まれる。


だから、哨は厄介者とされるのだ。


「家にいることを疎まれるから、できるだけ外に行く。
で、今日もパーティーに行くってこと?」


「そういうことね」


ハロスの確認に、表情を変えず哨が頷く。



「・・・くだらねぇ」

それを見て、ハロスが吐き捨てるように言った。
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