死神執事と、トラブルメーカーな私の話
「・・・何、急に」


「いいから。何でもいいわ」


哨の強引な要求に、ハロスは首を傾け、ため息をつく。


「相変わらず姫さま態度だな。

・・・そうだな。そういえば今日のパーティー、色んな人間がいたけど、やっぱりあんたって他の人間より人の目を引くよな」


「っ・・・なに、それ。褒めてるの?貶してるの?」


「褒めてんじゃねえの?目立ってるって言ってんだから」
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