死神執事と、トラブルメーカーな私の話
第一、哨はどこへ行ったのだろう。
部屋の時計を見上げると、針は9時28分を指していた。いつもなら部屋で本を読んだりくだらない会話をしている時間帯だ。
だいたい哨の寝る時間は決まっていて、10時にはベッドにつく。哨がベッドに入ったのを見て、ハロスは電気を消して部屋を出て、残っている仕事を終わらせ自室に戻るという具合だ。
ーーったく、足も怪我してんのに。
帰ってきたらすぐベッドに入らせ、絶対に朝まで歩かせないよう監視でもしようかと考える。
哨は絶対に拒否しようとするだろうが、そんなことは関係ない。ほっといたら何をしでかすかわからない。
何しろ生まれながらのトラブルメーカーだ。目を離したら何が起こるか。
部屋の時計を見上げると、針は9時28分を指していた。いつもなら部屋で本を読んだりくだらない会話をしている時間帯だ。
だいたい哨の寝る時間は決まっていて、10時にはベッドにつく。哨がベッドに入ったのを見て、ハロスは電気を消して部屋を出て、残っている仕事を終わらせ自室に戻るという具合だ。
ーーったく、足も怪我してんのに。
帰ってきたらすぐベッドに入らせ、絶対に朝まで歩かせないよう監視でもしようかと考える。
哨は絶対に拒否しようとするだろうが、そんなことは関係ない。ほっといたら何をしでかすかわからない。
何しろ生まれながらのトラブルメーカーだ。目を離したら何が起こるか。