副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
翌朝、二人は部屋で朝食を取っていた。
「莉乃、今日お前の実家行かないか?」
「え?」
急に言われた言葉に、莉乃は驚いて声を上げt。あ
「結婚の挨拶とお前の誕生日だし」
「いきなり大丈夫?」
莉乃の実家はそれなりに距離もあるし、忙しい誠にこんな急に実家へ行ってもらっていいのかを思い悩んだ。
そんな莉乃の心配とは裏腹に、
「お母さん料理作って待ってくれてると思うよ」
「どういうこと?」
莉乃は誠の言葉の意味が解らず、聞き返した。
「お父さんにプロポーズしようと思ってることと、莉乃の誕生日にそっちに行くことを伝えていたから」
「なっ?!え?」
「まあ、きちんと順序を守らないとな」
当たり前のように言った誠の言葉に、莉乃は啞然として誠を見据えた。
「万が一ね、私が断ってたらどうするつもりだったの?」
「まあ、その時は、振られましたってまた報告するしかないな。でも何度でもプロポーズして、絶対あきらめないけどな」
ニヤリと笑った誠に、莉乃も微笑んだ。
「本当に、誠には敵わないよ。でもそんな誠が好き。ずっと一緒だよ」
「俺の方がいつも莉乃に振り回されてるよ。俺の方がずっと莉乃の事好きだと思うぞ」
いきなりの莉乃の告白に、照れを隠すように言った誠に、莉乃は笑顔を向けた。
「莉乃、今日お前の実家行かないか?」
「え?」
急に言われた言葉に、莉乃は驚いて声を上げt。あ
「結婚の挨拶とお前の誕生日だし」
「いきなり大丈夫?」
莉乃の実家はそれなりに距離もあるし、忙しい誠にこんな急に実家へ行ってもらっていいのかを思い悩んだ。
そんな莉乃の心配とは裏腹に、
「お母さん料理作って待ってくれてると思うよ」
「どういうこと?」
莉乃は誠の言葉の意味が解らず、聞き返した。
「お父さんにプロポーズしようと思ってることと、莉乃の誕生日にそっちに行くことを伝えていたから」
「なっ?!え?」
「まあ、きちんと順序を守らないとな」
当たり前のように言った誠の言葉に、莉乃は啞然として誠を見据えた。
「万が一ね、私が断ってたらどうするつもりだったの?」
「まあ、その時は、振られましたってまた報告するしかないな。でも何度でもプロポーズして、絶対あきらめないけどな」
ニヤリと笑った誠に、莉乃も微笑んだ。
「本当に、誠には敵わないよ。でもそんな誠が好き。ずっと一緒だよ」
「俺の方がいつも莉乃に振り回されてるよ。俺の方がずっと莉乃の事好きだと思うぞ」
いきなりの莉乃の告白に、照れを隠すように言った誠に、莉乃は笑顔を向けた。