副社長には内緒!〜 Secret Love 〜
自分で言うのもなんだが、俺は莉乃と出会うまでは最低な人間だった。
女に対して。
言い訳かもしれないが、昔から顔と家柄に吸い寄せられるように女が寄ってきた。
いつのまにか、自分の気持ちも、相手の気持ちも信じれなくなっていた。
秘書だった莉乃にも、デートの手配までさせていた。
高級ホテルのレストランの予約と部屋を取らせて。
今思うとぞっとする。
「誠。お待たせ。」
「今日も綺麗だね。」
思ってもない言葉でもすらすら出てきた。
甘い香水の香りと、長い髪。露出の高めの服。
そんな彼女たちの腰を抱き、甘い言葉をささやく。
自分の欲望だけを満たすための手段。
あと腐れのなさそうな女を見ると、声を掛けた。
欲望だけを満たすと、
「今日は楽しかったよ。ゆっくりして行って。」
そう言うと、一人ホテルから出た。
「ねえ、一緒に眠りましょ?」
そんな事を言う女とは次に会うことはなかった。
そんな事を繰り返しているときに、莉乃の本当の姿を知った。
初めは興味本位しかなかった。
女に対して。
言い訳かもしれないが、昔から顔と家柄に吸い寄せられるように女が寄ってきた。
いつのまにか、自分の気持ちも、相手の気持ちも信じれなくなっていた。
秘書だった莉乃にも、デートの手配までさせていた。
高級ホテルのレストランの予約と部屋を取らせて。
今思うとぞっとする。
「誠。お待たせ。」
「今日も綺麗だね。」
思ってもない言葉でもすらすら出てきた。
甘い香水の香りと、長い髪。露出の高めの服。
そんな彼女たちの腰を抱き、甘い言葉をささやく。
自分の欲望だけを満たすための手段。
あと腐れのなさそうな女を見ると、声を掛けた。
欲望だけを満たすと、
「今日は楽しかったよ。ゆっくりして行って。」
そう言うと、一人ホテルから出た。
「ねえ、一緒に眠りましょ?」
そんな事を言う女とは次に会うことはなかった。
そんな事を繰り返しているときに、莉乃の本当の姿を知った。
初めは興味本位しかなかった。